私が提供する方法は、どこかの本やネットの情報をそのまま並べたものではありません。それはすべて、“自分自身の歪んだ体”を実験台にして、長い年月をかけて組み立ててきた方法です。

側弯症と向き合いながら、私は日々考え続けました。
「何が、どのように、どんな順番で作用すると、体は良くなっていくのか？」
その答えを探すために、実際に体に起きる変化を観察しながら、一つひとつの動きや姿勢、体への感覚を確かめ、何度も修正し、洗練させていったのです。

つまり、これは「理論上は正しいかもしれない」ものではなく、“実際にゆがんでいた自分の体が変化した”という確かな実感に裏打ちされた方法です。

もちろん、世の中には他にも多くの情報やアプローチがあります。ですが、どれだけ探しても「自分に合った正解」に出会えなければ、変化は起きません。私自身もその苦しさを知っているからこそ、あなたに遠回りしてほしくないのです。

私は医師ではありませんが、国家資格を持つ施術者であり、そして何より、「患者の視点」と「施術者の視点」を両方持つ存在です。

だからこそ、私はあなたに寄り添える方法を、一つひとつ手渡すように、丁寧にお伝えしていきたいと心から思っています。

私がこの方法に確信を持ってお伝えできるのは、単に知識や理論に基づいているからではありません。それは、私自身の“変化した実体験”が、この方法の証明だからです。

 私はこれまで、さまざまな治療法を自分の体で試してきました。
整体・カイロ・運動療法・代替医療――どれも真剣に取り組みましたが、「これだ」と思える答えにはなかなかたどり着けませんでした。

 その過程で、私は医学的な基礎をしっかりと身につけようと決意し、国家資格を取得。そして整骨院の現場で何万人もの体と向き合いながら、同時に自分自身の体を使って実験と検証を繰り返してきたのです。

「どの動きが、どのタイミングで、どのくらいの力加減で効果が出るのか」

それらを何度も試し、修正し、洗練させることで、ようやく「これは効く」と思える方法にたどり着くことができました。

私のやってきたことは、どこかに書いてあることをなぞるのではなく、自分の人生そのものをかけて、体のゆがみと向き合い続けた30年分の“実証”です。

だからこそ、私は言えるのです。
「この方法は、誰かの理論ではなく、“変わったという現実”から生まれた」と。